今年5月に行ったことを振り返る記事です。
エンジニア養成機関、42Tokyo で取り組んでいる課題や、開催されたイベント、課題外の活動について振り返ります。
やったこと
課題関係
TypeScriptでオンラインゲームを作るチーム課題
チャットのチャンネル、メッセージ一覧を表示できるようになりました。
現在は、チャットのチャンネル管理機能を作っています。
チャンネル管理機能は、チャンネル管理者がチャンネルに参加するユーザをBANもしくはミュートできる機能です。チャンネル管理者は、チャンネル作成者が他ユーザへ任命できます。
2022年1月から着手し始めて約5ヶ月経ちます。もう少しペースを上げて作業していきたいです。
試験に合格
42Tokyoの基礎的なカリキュラムCommon Core*1 の修了には、課題の提出に加え、複数回試験を受ける必要があります。
5月に最後の試験を合格できました。
あとは残っている1つの課題をクリアすればCommon Core修了となるので、頑張りたいです。
イベント
Tuning the Backend Contestのアフターイベントに参加
4月に、42Tokyoと協賛企業ドリーム・アーツとのイベント、Tuning the Backend Contestが開催されました。
5月にその振り返りイベントが行われ、参加しました。
イベントではドリーム・アーツの方に、
- コンテストでのボトルネックとその対応方法
- チーム開発をうまく進めるコツ
を教えていただきました。
コンテストでのボトルネックについては、複合インデックスのデータ構造と効率的なインデックスの貼り方、N+1問題、JPG画像のエンコード処理などについて教えていただきました。
チーム開発をうまく進めるコツについては、コンピュータサイエンスでチーム開発を考える、というもので、そういう考え方もあるんだ……!と面白く思いました。
就活イベントに参加
42Tokyoの協賛企業による合同企業説明会が開催されました。協賛企業について理解が深まって良かったです。
その他
統計WEBの輪読会(2021年10月から継続)
統計について学べるサイト、統計WEBの 統計学の時間 の輪読会です。
5月は「17-1. 大数の法則」から「18-4. 標本分散と不偏分散」までを担当しました。
『りあクト! TypeScriptで始めるつらくないReact開発』を読み終えた
Reactだけでなく、TypeScriptやReactの周辺技術について知れました。
各技術については歴史的経緯から説明されていて分かりやすかったです。 新人研修の教材として使われているそうで、それも頷けるほど情報が詰まっていました。
42Tokyoの校舎に物理本を置いてますので、学生で気になる方は是非手に取ってみてください。
42Tokyoの統計情報を表示するWebサイトを作成中
もともと42Tokyoの統計情報(学生数、Lv比など)を手動で集計してspreadsheetにまとめ、そのスクショを毎週共有していました。
ただ、手動で集計するのは面倒ですし、ミスが発生します。そのため、Webサイトを作成したいと以前から考えていました。
そんな中、以下の2つの出来事がきっかけとなり、Webサイト制作を始めることにしました。
- 課題に取り組むことでフロントエンドの知識が以前より身についた。
- 他の学生から「nafuka11がいなくなったら、このスクショが貼られることはなさそう」と意見をいただき、作業が属人化していることに改めて気づいた。
現在はこんな感じで画面を作っています。
42Tokyoの統計情報は42のAPIを使って取得しているのですが、42Tokyoでは基本的に42の学生・スタッフにのみデータの公開が許されています。このためWebサイトには42の認証をつけています。以下のツイートはそのデモです。
— nafuka (@nafuka11) 2022年6月1日
今後やること
TypeScriptでオンラインゲームを作るチーム課題を引き続き行うのと、42Tokyoの統計情報を表示するWebサイトを公開できたらと思います。
*1:First Circleとも呼ばれます